エックス線光学分野(講座)
篭島 靖・津坂 佳幸・小澤 佳祐
X線は透過能が高く、病院のレントゲン検査や工業材料の非破壊検査等、様々な分野で利用されています。このようなX線は身近な存在ですが、物質に対する屈折率がほとんど1であるなど、可視光とは大きく異なった性質を持っています。本講座は大型放射光施設SPring-8で得られる超高輝度放射光を利用して、X線の回折・散乱・干渉・屈折等の光学現象の研究及びそれらを応用した新しい材料評価法やイメージング法の研究を進めています。