学生生活 Campus Life
保健室
STD(性行為感染症)について
STDってなあに?
STD(sexually transmitted disease)とは、セックスやキス、ペッティングなどの性的な行為によって感染する全ての病気のことで、その種類は20種類以上あります。
STDの多くは、治療によって完治することができます。
でも、治療せずに放っておくと不妊症や失明などの重い症状を引き起こす可能性があります。また感染したお母さんから生まれた赤ちゃんにも重い症状が現れることがあります。 未だ完全に治療することのできないエイズもSTDの一つです。
悪いけど関係ないね。というあなたへ。
ちょっと待って。
セックスをする人は全員がSTDの候補者です。STDは人を選びません。
遊びでも、本気でも、どんなセックスにおいても、機会さえあれば誰にでも同じように感染しようとねらっています。
STDのABCあなたはいくつ正解できますか?(回答は一番下) | |
STDはセックスしなきゃ、感染しない。 | YES/ NO |
恋人ONLYだから安心。 | YES/ NO |
体調はいつも絶好調!だから心配ないよ。 | YES/ NO |
ピルを服用している女性は感染しない。 | YES/ NO |
一度感染すれば免疫ができてもう安心。 | YES/ NO |
1回くらいの性交渉では感染しない。 | YES/ NO |
STDは昔から「男の勲章」といい、主に男がかかるもの。 | YES/ NO |
エイズは特別。STDは治るから大丈夫。 | YES/ NO |
※STDのABCの答えは全て NO です
主なSTD
- 淋菌感染症
- 最近はオーラルセックスによる咽頭炎の感染が増加。まれだが、目に感染すると失明の危険も。
- 梅毒
- 症状が進行すると、治りにくかったり、後遺症が残ったりするので、気になる症状が有る場合は早めに検査を受けること。
- 性器クラミジア感染症
- STDの中で感染力が強く、今もっとも増加している。女性は無症状の場合が多く、慢性化しやすく、不妊の原因にもなるので注意が必要。
- 性器ヘルペス
- 一度感染すると、ウイルスが潜伏して、月経・性交渉などの刺激や、ストレスや疲れなどの免疫の低下が誘因となって再発を繰り返す可能性がある。
- 尖圭コンジローム
- 膣トリコモナス症
- 膣カンジダ炎
- そけいリンパ肉芽腫症
- 軟性下疳
- かいせん
- けじらみ
- エイズ
- B型肝炎
もう少し詳しく知りたいときは・・・
保健室に詳しい資料があります。いつでも自由に見て下さい。
心配だったら・・・
できるだけ早い時期に検査を受けて下さい。多くのSTDは治すことができます。
早期に治療をすればそれだけ後遺症が残る可能性はすくなくなります。
パートナーも治療が必要です。診療科は女性は婦人科、男性は泌尿器科と考えて受診して下さい。