教育・カリキュラム Education・Curriculum
理学部 生命科学科
履修モデル・コース
生命科学科 細胞コース
履修のガイドライン
生命体の最小の単位は細胞です。その細胞における分化、発生と固体の形態形成などを中心に学びます。生体物性・生体分子両コースにおいて述べたように、物質を扱う基本として適切な数学的、物理学的素養を身につけることは、いますぐにこのような方法が適用されることはないにしても、正しい物質観、自然観に基づいて生命を考える上で欠かせないものです。さらに化学のいくつかの分野の学修の基礎を積んで、細胞構造、細胞生理学、生化学、遺伝学、発生学を履修します。生体高分子、微生物学、生体情報学、生物物理学などの関連する科目もまた重要です。生命現象にアプローチするにあたって、物理学的、化学的な手法に立脚しつつ、生きている細胞における複雑な現象へ迫ることを目指します。
細胞コース(必修科目を除く)
標準科目 | 推奨科目 | ||
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1年 ※生命科学科1年生 履修モデル参照 |
前期 |
微分積分学Ⅰ 線形代数学Ⅰ 数学演習Ⅰ 基礎物理学ⅠA 基礎物理学ⅠB 無機化学Ⅰ 細胞生物学1 |
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後期 |
微分積分学Ⅱ 線形代数学Ⅱ 数学演習Ⅱ 基礎物理学ⅡA 基礎物理学ⅡB 有機化学Ⅰ 生物化学1 |
地球惑星科学 | |
2年 | 前期 |
物理化学Ⅰ 有機化学Ⅱ 生物化学2 分子生物学1 分子生物学2 微生物学 細胞生物学3 |
応用解析 電磁気学A 波動論 分析化学Ⅰ 無機化学Ⅱ 情報科学Ⅰ(全学共通科目) |
後期 |
生物物理学1 生物化学3 分子生物学3 発生生物学1 細胞生物学2 |
生物化学4 地球物質科学 情報科学ⅡB(全学共通科目) |
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3年 | 前期 |
分子生物学4 細胞生物学4 神経生物学1 |
構造生物学1 生物化学6 細胞生物学5 分子生物学5 形態学Ⅰ・Ⅱ 進化学Ⅰ・Ⅱ 生態学Ⅰ・Ⅱ |
後期 |
生命科学演習1 生命科学演習3 発生生物学3 構造生物学2 発生生物学2 |
生命科学演習2 細胞生物学6 神経生物学2 計算機プログラミング |
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4年 | 前期 | ||
後期 |
注(1)基礎物理学ⅠA、ⅠB、基礎物理学ⅡA、ⅡBは講義要目を参考にして、A/Bのうちどちらかを選択すること。
注(2)入学年度により、科目名および全学共通科目/専門基礎科目の分類が異なることがあるので注意すること(情報科学Ⅰ、情報科学ⅡA、ⅡB)。