趣旨
若手研究者・博士後期課程大学院学生の研究成果を国際学会で発表し国際的研究者との討論を通じて研究の最先端を実感させるための支援。国外への学会派遣を優先する。
基準
1) |
成果発表を行う学会への出張旅費を補助対象とする。 |
2) |
学会期間中の旅費、宿泊費、学会参加費のみを補助対象とする。 |
3) |
当該国際学会が学生や若手研究者のために学会費や渡航費の援助を行っている場合は必ずその援助を申請する。援助が受けられた場合は原則としてその額を差し引いた必要経費を補助対象とする。ただし、援助の内容(特に審査基準)によっては単純にGCOE補助予定額から減額するのではなく、その援助を獲得したことを評価し、GCOE補助額の増額を考慮する。 |
4) |
原則として補助額の上限を20万円とする。 |
5) |
研究グループ教授の承認を必要とする。 |
補助希望者は以下の項目を含む国際学会派遣支援申請書を提出して下さい。それに基づいて運営委員会で審査し補助額を決定致します。
1) |
旅程 |
2) |
出席学会の名称と内容 |
3) |
発表予定演題、時間、発表形式(ポスターか口頭か) |
4) |
航空運賃(旅行会社の見積書) |
5) |
研究グループ指導者の承認印あるいは署名 |
6) |
学会出席期間より長期間外国に滞在する場合、GCOE教育研究との関連の記述。 |
7) |
出席学会あるいは他の財団等から当該学会への参加のための援助を受けた場合、その審査基準と補助金額。また不採択であっても応募した場合はその旨記載。 |
なお、文部科学省は補助金の使用目的を明確にするよう強く指導しています。したがって、例えば、学会の前後に観光旅行に行くようなことが計画されていた場合、例えその期間の旅費を支給しなくてもそのような出張は補助対象になりません。上記の6)は審査の重要な項目の一つです。
空路が必要な学会出張に航空券と宿泊費がコミになったチケットを利用した場合は旅費支給が不可能になります。(航空運賃が特定できないため県費としては支給できません。)また学会参加費の、立て替え払いは不可能です。したがって事前に請求し支給を受ける必要があります。学会参加費の支給を希望する場合は事前に総務課に問い合わせて下さい。 |