一般社団法人日本数学会 出版の 「数学通信」 第26巻(2021年度)第1号 の 数学教室だより に兵庫県立大学理学部数理科学講座の紹介があります.
構成員
教員
- 加藤 正和 [偏微分方程式]
- 川久保 哲 [微分幾何学]
- 光明 新 [代数幾何学]
- 只野 之英 [スペクトル理論]
- 永安 聖 [偏微分方程式, 逆問題]
- 平野 克博 [確率論]
- 守屋 克洋 [微分幾何学]
- 山内 淳生 [整数論]
大学院生
卒研生
名誉教授
- 赤堀 隆夫 [複素解析] (平成25年3月退職)
- 岩崎 千里 [関数解析, 偏微分方程式] (平成26年3月退職)
- 楳田 登美男 [スペクトル理論, 散乱理論] (平成31年3月退職)
- 保城 寿彦 [偏微分方程式] (令和5年3月退職)
兵庫県立大学数学談話会
数学の研究対象は広大であり, その可能性は無限大です. 異分野との融合が新たな知見を生み出す源泉であるという認識のもと, 本談話会では, 研究者・院生を対象に, 異分野との接点を深め, 革新的な研究の発展に寄与することを目指します.
第1回:
2024年11月7日(木) 14:40---15:40, 兵庫県立大学姫路工学キャンパスC棟C301
牛島顕氏 (兵庫県立大学国際商経学部)
講演題目: 実射影幾何学から導かれる、双曲三角形の性質
アブストラクト: 定曲率-1の完備単連結リーマン多様体である双曲平面は、実射影平面上のケーリー・クライン幾何学の一種として構成することができる。この構成により、双曲平面上の三角形の性質の幾つかは、実射影平面の三角形の性質に由来することがわかる。そのような性質としてチェバの定理とメネラウスの定理を紹介し、実射影平面を用いることによる拡張や双曲多様体論への応用についても紹介する。
永安・只野は国際研究集会「偏微分方程式姫路研究集会」の組織委員をしています. 加藤は「室蘭非線形解析研究会」の組織委員をしています.
令和5年3月まで数理科学講座に所属していた遊佐毅氏が多可町にて開催の「おもしろ算数・数学講座」で講師を勤めています. 第20回の様子は平成28年1月13日付けの神戸新聞に掲載されました.