兵庫県立大学 大学院理学研究科 量子物性学分野

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実験装置

実験科学者にとって装置は未知の世界を切り開く大切な鍵です。

試料育成・評価装置 -測定する試料を育成することは実験科学者としての基本-

電気炉

ボックス炉…フラックス法

シリコニット炉…ブリッジマン法

化合物の単結晶試料を育成する

ヘリコンスパッタ装置

薄膜・多層膜試料を育成する

X線 回折装置

育成した試料の結晶構造や格子定数を求める

X線 ラウエ装置

育成した試料の結晶対称性

単結晶試料の軸立て

低温・高圧力・強磁場(多重極限環境)下での実験装置

MPMS3: SQUID磁束計を用いた磁化測定

2種類のクランプ・セルとカンタムデザイン社製 MPMS

実験環境:圧力 4 GPa 温度 1.8 K 磁場 7 T

低温・高圧力下での精密磁化測定を行う

放射光を用いた原子核共鳴散乱測定

ダイヤモンド・アンビル・セルとオックスフォード社製超伝導マグネット

実験環境: 圧力 20 GPa 温度 1.5 K 磁場 8 T

SPring-8(BL35XU, BL19LXU)、PF(AR-NE1)で実現

放射光メスバウアー分光や核共鳴前方散乱などの測定を行う

低温・強磁場下での実験装置

PPMS

断熱消磁プローブとカンタムデザイン社製 PPMS

実験環境: 温度 180 mK 磁場 7 T

比熱、電気抵抗、交流磁化率測定を行う

メスバウアー分光測定

オックスフォード社製超伝導マグネット

実験環境 温度 4 K 磁場 8 T

57Co線源を用いて57Feメスバウアー分光測定を行う

パルス強磁場物性測定

自作

実験環境 温度 1.5 K 磁場 25 T

強磁場下での磁化、電気抵抗、電気分極の測定を行う