化学分析学講座では電気化学・電気動力学を利用したバイオセンシングの研究を行っています．

バイオセンシングの化学
（学部１年生：後期）

生体分子の計測は，疾病の理解だけでなく，疾病の早期診断，予防および治療後の予後予測に大いに貢献できる．計測するならば，迅速で，簡便に，しかも高感度に測りたい．そこで，この授業では，各種生体素子（酵素，抗体，DNA等）の化学について概説し，どのような原理で迅速化，簡便化および高感度化が達成されるのかを化学の視点から学ぶ．

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講義のオンデマンド配信（履修者のみ視聴可能）

• 1．バイオセンシングの概要
  2．DNAセンシング　その1：ハイブリダイゼーションをベースとしたDNAセンシング．
  3．DNAセンシング　その2：DNAへのインターカレーションを利用したセンシング．
  4．酵素を用いたセンシング　その1：高感度な酵素基質のセンシング．
  5．酵素を用いたセンシング　その2：生物燃料電池への応用．
  6．抗体を用いたセンシング　その1：
  7．抗体を用いたセンシング　その2：イムノクロマトグラフィについて解説．
  8．抗体を用いたセンシング　その3：高感度化するためのアイデアについて解説．
  9．細胞膜を用いたセンシング　その1：匂い認識のメカニズムと匂いセンサについて解説．
  10．細胞膜を用いたセンシング　その2：イオンチャネルのメカニズムについて解説．
  11．微生物を用いたセンシング：微生物の活性および機能を利用したセンシングについて解説．
  12．細胞の活性やタンパク質発現のセンシング：細胞を蛍光で識別する方法について解説．
  13．細胞を用いたセンシング：細胞の呼吸や光合成の活性を指標としたセンシング．
  14．細胞の操作方法：細胞の自在な操作方法ついて解説．
  15．総括
  

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