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テー マ: 「ナノスケール物質の化学と物理」
テクノロジーの発展には、必ず新しい科学があります。
我々の研究対象とする物質は、種々のナノ物質(ナノ粒子・超微粒子、伝導性高分子、有機半導体超薄膜など)です。
ナノ物質は、母体物質と異なる特性を示します。例えば、大きな電場を容易に印加できるため、物質中に電荷キャリアを注入しやすくなります。
このため、絶縁体として知られている物質でも、超薄膜を作製することで電流を流すことができるようになり、電気物性を調べることができます。
我々の研究室では、種々のナノ物質を用いて薄膜電子デバイス(ダイオード、トランジスタ、スピントロニクスデバイス)を作製していきます。
目標とするところは、デバイス作製技術と物質科学を結び付けることにより、未知の現象を探索することです。
興味の対象は理学的ですが、実学的研究への水平展開にも目を向け、テクノロジーの発展にも間接的に貢献したいと考えます。
新奇物質の合成に興味がある人、測定装置の開発に意欲のある人、固体電子物性、デバイスの物理に興味がある人、等いずれも大歓迎です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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