Updated 2005.04.11
地球テクトニクス
テクトニクスとは、地球の変動や歴史を研究する学問分野です。地球の内部は高温の状態にあり、そのエネルギーで岩石もゆっくりと流動します。マグマが噴出したり、地震が起きたりするのはそのためです。時間とともに地球の活動は変化し、地表にも様々な痕跡が残されていきます。
本講座では、研究テーマのひとつとして、地球の変動がどのようにして地震を起こし、火山をつくるかを解析します。また、岩石に残された磁化を測定し、その岩石が生み出された時期の決定とあわせて、地殻がどのように移動したかを再現し、変動の原因を究明します。更に、岩石の産状や化学組成を調べて、その誕生や上昇の過程をたどり、変動の実態を探ります。
研究室は書写キャンパス4号館3F地学実験室にあります。