ねらい
内容
教科書
参考書
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水は1気圧のもとでは、0℃以下では氷になり、100℃以上で水蒸気になる。しかし、海の水は0℃でも凍ることはない。一方、高い山の上では水は100℃以下でも沸騰をはじめる。また、水とアルコールは一つの容器に入れておくと完全に混ざってしまうが、水と油では2相に分離し、混ざることはない。このような変化は、熱平衡状態へ向かった変化である。様々な系において、どのような熱平衡状態が現れるか、物理化学Iで学んだ熱力学を、開放系へ適用して理解する。
アトキンス「物理化学(上)」 千原秀昭・中村亘男訳 東京化学同人
多くの物理化学の教科書があります。中身を見て、自分に合っているものを使うことを勧めます。
朝永振一郎「物理学とはなんだろう」(岩波新書85,86)
平尾公彦・加藤重樹「化学の基礎」(講談社)
「原子はどのような構造をしているのか?」「なぜ原子によって性質の違いがあるのか?」「なぜ原子が結合して分子ができるのか?」これらに答えるのは、ミクロな世界の物理=量子力学を原子・分子に適用した量子化学の役割です。本講義では量子化学によって、原子や分子の電子状態、分子の回転・振動運動などを理解することを目指します。
授業時に、プリントを配布します。
「アトキンス 物理化学(第8版) 東京化学同人」を持っている人は8章〜13章が対応します。
「量子化学−基礎からのアプローチ」 真船文隆、化学同人
「量子化学(上)」 原田義也、裳華房
「基礎量子化学」 小尾欣一・渋谷一彦、化学同人
「化学結合論入門−量子論の基礎から学ぶ」 高塚和夫、東京大学出版会
「基礎から学ぶ量子化学」 高木秀夫 三共出版
「量子化学」 大野公一 裳華房
化学反応は、分子同士(広い意味で)が衝突しその中で結合の組み替えの起こる過程と考えられる。従って、大気中で起こっている反応でも、フラスコの中の反応
でもそれらを本質的に理解するためには分子レベルから捉える事が必要である。この講義では、化学反応を微視的に理解するために必要な概念をまとめ、素反応を取り扱う理論および実験の方法について学ぶ。
参考書
R. D. Levine and R. B. Bernstein, Oxford Univ. Press (1987)
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