Glass-wool study of laser-induced spin currents en route to hyperpolarize Cs salt
Kiyoshi Ishikawa

ガラス容器中で光ポンピングしたセシウム原子の核スピン偏極は、水素化セシウムの表面に向かって流れる。 ガラスウールを塩で薄くコートすると、偏極原子との接触面積が大きくなり、塩の核スピン偏極が増大する。 ガラスウールは励起光をランダムに散乱するが、磁場強度を調節すれば、無偏向励起光によって 気体原子はスピン偏極が可能である。 塩の核スピン偏極の増大率を計測すれば、塩表面近傍の光と原子の偏極のようすを調べることができる。