Earth-Science Laboratory, University of Hyogo 本文へジャンプ


当講座の特色

研究室紹介ビデオより(下記に一覧あり)
 

主な特徴
■ 地球全般が研究対象
 
  • 1000kmスケールから1μmスケールまで、様々な大きさの対象物について研究を進めています。
  • マントルや地殻の構造調査から、岩石や鉱物の分析まで、「地球」そのものが研究対象です。
 
■ 地球の知識を得るために、 様々な調査方法を駆使
 
  • 物理的・化学的・生物学的調査法など、様々な手法を駆使して調査研究・技術開発を進めています。
  • 例:野外調査、室内での観測・実験・分析、コンピュータ・シミュレーションなど
 
■ 基礎から応用まで幅広く
 
  • 基礎的研究から応用研究」まで、幅広い分野・研究対象をカバーしています。
  • 例: 活断層、火山、深海、資源、環境、インフラ、遺跡、岩石、鉱物、マントル、月面
 
■ 書写と播磨の双方に研究室あり
 
  • 後藤・石須は書写キャンパスに、萩谷は播磨キャンパスにそれぞれの研究拠点を構えています。
  • 2つのキャンパスで教育・研究を実施しています(こちら)。
 
■ 野外調査や調査航海への参加機会、多数
 
  • 陸上で多数の野外調査を実施しています。
  • 国内外の調査船を用いた研究航海への参加チャンスも豊富です。
 
■ 様々な分野で活躍する卒業生(学部生)
 
  • 気象・環境調査×1、食品製造・製菓×2、製薬×1、システム開発×3、家電メーカマーケティング×1、不動産×2、観光業×1、ゲームメーカ×1、中央省庁×1、税務署×1、専門学校×1
  • 兵庫県立大学理学研究科博士前期課程×7、大阪大学工学研究科博士前期課程×1、名古屋大学環境学研究科博士前期課程×1
 
■ 様々な分野で活躍する卒業生(修士)
 
  • 分析機器・製造機器メーカ×2
  • 兵庫県立大学理学研究科博士後期課程×1
 
 
 
地球惑星科学・地球環境科学を学ぶには
さて、質問です。「ノーベル地球科学賞」がないのはなぜでしょうか? ノーベル物理学賞、化学賞、生理学・医学賞では、いずれも「基礎科学」の側面が重視されています。一方、地球惑星科学や地球環境科学は、物理・化学・生物学などを基礎とした応用科学なのです(もちろん地球科学を通じて、ノーベル賞を受賞した例もあります)。
応用科学たる地球惑星科学・地球環境科学を学ぶためには、以下のような多様な知識やスキルを(一部でも良いので)身につけておくと良いことがあると思います。
 
NEW(2023年4月): 理学部ではあらたに”「宇宙・地球科学」を学ぶための履修推奨科目”を作成致しました。「宇宙・地球科学」に関する学習を行う場合は、PDFファイルに示した履修推奨科目を参考にして下さい。 >>> PDFファイルはこちら

  • 地球や太陽系に関する基礎的な知識
    一般的な教科書(例: 新星出版「地球のしくみ」)を読んで、 基礎知識を身につけよう。講談社の「ブルーバックスシリーズ」もお薦めです。興味のある分野から読み進めてみて下さい。
  • 物理、化学、生物、数学に関する基礎的な知識
    電磁気学や力学、相平衡といった古典的な物理・化学の知識と、それに伴う数学の知識を身につけておきましょう。また生物に関する知識は地球環境を考えるときに必要です。高校・大学の普段の授業をちゃんと習熟していればOKです。また親しみやすい教科書や新書、資料集などから少しずつ始めてみるのも良いでしょう。
     例:共立出版「EとH、DとB」
     例:講談社ブルーバックス「物理数学の直観的方法」
     例:ヒッポファミリー「フーリエの冒険」
    ここでもブルーバックスシリーズはお薦めです。
  • コンピュータに慣れ親しむ
    Word, Excel, PowerPointには親しんでおきましょう。 例えば、ちょっとした情報をWordやPowerPointにまとめて、 整理してみよう。家計簿だって、フォトアルバムだって構いません。とにかくPCを使って、なにかを整理してみましょう。
  • プログラミング
    最近は「Python」という言語が、初心者にもとっつきやすく、流行っている様子。あるいはテキストエディタでホームページを作ってみよう。これも立派なプログラミングです。
    例:HTMLを使ってホームページを作ろう
     →http://www.hp-sakusei.info/
    またGNUPLOTという無料のグラフソフトを使いこなしてみましょう。これもプログラムっぽいです。
  • 英語(まずは読み・書き→ 聞き・話す)
    TOEIC、TOEFLを受けてみましょう(TOEICのほうが易しいか)。
    スコアは大学院の入試時に必要です。複数回受けていい点数を目指しましょう。
    また、できるだけ英語に触れてみよう。例えば、自分自身の趣味や興味のある分野について、英語のWebサイトを読んでみて、読解力を身につけよう。
    例:National Geographicで興味を持った文を読んでみよう。
    きれいな写真を見ているだけでもよい。英語をそばに置いてみましょう。
  • 国語(文章力は大事)
    なんでもよいので、見たこと、感じたことを短い文章にしてみましょう。趣味のアレコレを日記風に書くだけでもOK。できれば、それを人に見せてみよう (Facebook、ブログなど)。
  • 体力
    研究は、体が資本! エレベータは使わずに階段を使う、バスではなく自転車で移動など、ちょっとしたことでもよいので、健康維持に努めましょう。
  • コミュニケーション能力
    研究は一人では成し遂げられません。 多くの仲間達・ライバル達と議論をすることが研究生活では重要です。コミュニケーション能力も身に着けておきましょう。
  • 情報の収集・整理能力(とても大事!)
    例えば、本を読むとき、読んだ内容をメモしたり、メモをまとめたりしていますか?インターネットで情報をみるときはどうでしょうか?
    上記の地球や物理・数学などの本で読んだ内容や、英語Webサイトの内容などを、WordやPowerPointにまとめてみることから始めてみて下さい。ちょっとしたことでも、情報を整理してみてください。あなたの中の世界が変わっていく、そんな実感が得られると思います。
  • 大学院に、ぜひ進学しよう!!!
    その理由とは、、、続きは下記の研究室紹介ビデオ「その4」を見てね。 
  • 研究室紹介ビデオ
    Youtubeに研究室紹介ビデオを置いています。(各3~15分間)
    ・プロローグ:
     https://www.youtube.com/watch?v=Ce7mhHVp58I
     学生たちが撮影した映像によるプロモーションビデオです。
     編集:前川涼輔(地球科学講座)
    ・その1:https://www.youtube.com/watch?v=PLMgQEkxqNU
     活断層の調査編
    ・その2:https://www.youtube.com/watch?v=FKKEFfjZB0g
     海底下の探査編
    ・その3:https://www.youtube.com/watch?v=4exPR9YH1w4
     微小鉱物の分析編
    ・その4:https://www.youtube.com/watch?v=Soo2z12N3XE
     研究室の特徴編
     
関連する研究室など
当地球科学講座は、兵庫県立大学に数多くある地球系研究室と連携しつつ、研究・教育を行っています。また国内外の大学・研究所・企業とも共同研究を進めています。

 
 Earth-Science Laboratory, Graduate School of Science, University of Hyogo