この講義は、量子力学 I, II をすでに履修しているか、または講義の内容を よく理解している学生を対象としています。量子力学について、より進んだ 内容について学生が理解を深める手助けとなるようにと考えています。学生 自身が積極的に内容について理解しようとする自助努力が大切であり、講義 で教わることが全てあるとは考えないようにしてください。講義の内容は、 量子力学 I, IIで説明される内容がよく理解されていることが前提となって います。具体的には1粒子問題に関する Schroedinger 方程式や、その束縛 状態についての解法などについて、ある程度の知識があることが前提となっ ています。測定結果の解釈などの説明の折には、光と電子の相互作用を考え る必要も生じます。したがって電磁気学の素養も必要となります。学年進行 に伴い、いろいろな科目の内容が互いにより密接な関係をもってきます。
この他、初年度に開講されている基礎的な微積分に関する知識、線形代数学 (行列や行列式について)についての基本的な理解があると仮定して講義が 行われます。この面について不安を感ずる学生は、練習問題を解くなどして よく復習しておいて下さい。毎年感じることですが、多くの学生について計 算のしかたなどの基礎的なトレーニングが不足しています。
以上の趣旨を理解して、量子力学についてさらに詳しく勉強したいという意 欲的な学生の積極的な受講を歓迎します。 成績の評価については、すでに行っ た小テスト、12月末提出締切りのレポートのできばえ、期末試験の成績を 総合して成績をつけます。
Updated on 12月 16, 2006